千葉県佐倉市のお客様宅にて、大人気の次世代スマートEV充電器Wallbox社製「Pulsar Plus(パルサープラス)」(お客様支給品)の設置工事を行いました。
「電気自動車(EV)のためにパワフルな充電器を付けたい!でも、家の中のブレーカー(分電盤)にそんな空きスペースや余裕はないかも……」とお悩みの方、ご安心ください。
今回は「家の中の電気設備をいじらずに、外の電気メーターから直接電源を切り分ける」という、建物にもお財布にも一番スマートな方法で施工を行いました。
■ 写真で見る!プロのスマートな施工内容
今回の工事の最大の特徴は、「建物の外側(メーター周り)」と「ガレージの内側(充電器の設置位置)」がコンクリートの壁1枚を挟んで背中合わせになっている点です。
1. 外壁側:電気を仕分ける「専用ボックス」の新設
左側にあるのが、もともと付いている「電気メーター」です。今回はそのすぐ右隣に、雨風に強いベージュ色の「防水ウオルボックス」を新設しました。メーターからこのボックスへ繋ぐ配線も、紫外線や劣化に強い白い保護管(PF管)を使って、美しいカーブで丁寧に施工しています。
実は、この新設したボックスの中に2つの重要なブレーカーを組み込んでいます。
・75A主幹ブレーカー: 自宅用と自動車用、全体の電気をしっかりコントロールする大元のスイッチ。
・30AのEV専用漏電ブレーカー: 急速充電を安全に行うための、自動車専用の安全装置。
ここで電気を綺麗に切り分けるため、家の中の分電盤がギリギリでも、大がかりな宅内工事をすることなく安全な充電環境が作れるのです!
2. ガレージ内側:壁の裏側にすっきりコンセントを設置
新設したボックスの真後ろのコンクリート壁に、専門の工具で小さな穴をあけて配線を通しました。
露出する電線はわずか2メートルほど!
ハイパワーな充電にしっかり耐えられるよう、電線には「CV8スケアー」という太くて頑丈な高品質ケーブルを使用しています。ガレージ内には、Wallbox Pulsar Plus本体と、毎日の使いやすさを考えたケーブルホルダーを強固に固定しました。
■ 失敗しないために!急速充電(6kW)を選ぶ前に知っておくべき「プロのアドバイス」
今回導入した充電設備は、従来の標準的な充電と比べて、充電時間がなんと【半分】になるため非常に魅力的です(日産リーフ等でゼロからフル充電する場合、これまでの充電で約28時間のところ、今回の仕様なら約14時間)。夜、ご帰宅後にコンセントに繋いでおくだけで翌朝には満タンになっているため、毎日アクティブにお車に乗るご家庭には最高の設備です。
ただし、設置するにあたって、絶対に失敗しないために知っておいていただきたい大切なポイントがあります。
・ご自宅全体の「電気の使える容量」を2倍にする必要があります
今回設置した急速充電器は、200V(ボルト)のハイパワーな電気を【30A(アンペア)】という強さで流し、合計6000W(ワット)の電力で車に電気を送り込みます。
一見「30Aなら、普通のエアコンやドライヤーと同じくらいかな?」と思いがちですが、これは電圧が2倍の200V。電力会社との契約基準(100V換算)に直すと、なんと【60A分】の電気をこれだけで丸ごと消費してしまうことになるのです!
一般的なご住宅の電気契約は「60A」が多いため、もし契約を変えずに車を充電すると、それだけで電気の枠を100%使い切ってしまいます。そのため、電力会社(東京電力など)にお願いして、ご自宅全体の電気の枠をあらかじめ2倍の【120A相当(12kVA)】に引き上げる工事をセットで行う必要があります。これなら車が【ちょうど半分の60A分】を使っても、残りの半分でおうちの電気をバッチリ同時に賄えます。
・「車が届く2ヶ月前」のご相談が、一番の成功のコツです!
ご自宅の電気の契約を大きくするためには、壁に機械をつけるだけでなく、電柱から建物へ繋がっている電線を太いものに張り替えたり、電力会社への書類申請や審査を行うステップが必要です。
申請を出してから、国のすべての引込工事が完了するまでには、どうしても2ヶ月前後の時間がかかってしまいます。
「新車が納車されたその日から、ご自宅で快適に充電したい!」という場合は、お車を契約された段階で、できるだけお早めに私たちプロにご相談いただくのが一番の近道です。
■ 今回の施工費用(リアルな内訳)
「見積もりの透明性」を大切にしている当社の、リアルな費用内訳(税別)です。今回は「メーターのすぐ裏がガレージ」という最高の配置だったため、コンクリート貫通配線が2mほどで短く済み、非常にリーズナブルに仕上がりました。
工事総額:190,000円(税別) (※お客様支給の充電器本体代は除く)
【詳細内訳】
・メーター脇防水ボックス取付費:20,000円
・75A主幹ブレーカー本体:30,000円
・30A自動車用漏電ブレーカー本体:30,000円
・ブレーカー組み込み・施工費:20,000円
・メーター周りの配線(高耐候PF管施工):40,000円
・ボックス裏のコンクリート壁貫通・配線工賃(約2m):30,000円
・アース(接地)工事(安全のための必須工事):10,000円
・支給品充電器&ホルダー取付費:10,000円
💡 知っておきたい費用のアドバイス
一般的なご住宅の場合、メーターから充電口まで平均10mほど配線を伸ばすケースが多いため、その配線ルートや距離(平均10m前後)に応じて【基本工事代:15万円〜30万円前後】の間で変動します。お客様のご自宅に合わせた最適なルートを現地でしっかり計算いたします。
📞 電気自動車の充電環境にお悩みの方へ
「海外のスマート充電器を買ったけれど、日本の住宅にどうやって付けたらいいか分からない」
「我が家の電気のままで車を充電して、ブレーカーが落ちたりしないか不安…」
「車の納車日に合わせて、確実に工事を間に合わせたい!」
EV充電器の設置は、ただコンセントを壁にネジ留めするだけではなく、ご自宅全体の電気の安全を10年先まで見据えて計算する確かな「設計力」が必要です。格安のスピード施工をうたう業者に頼んで、あとから「ブレーカーが頻繁に落ちる」「電気の容量が足りなくなった」というトラブルになるケースが非常に増えています。
松ヶ谷電気では、ただ言われた通りにコンセントを形だけ付ける工事はいたしません。
日常生活での買い物や短距離の通勤がメインの「ちょい乗り」であれば、毎日の少しの継ぎ足し充電で足りるため、実は大がかりな電気工事をしなくても、標準的な充電設備のままで十分快適に暮らせるケースもあります。お客様がこれからどんな風にお車に乗り、どんな暮らしを送りたいのかをプロの目でしっかり拝見した上で、最も損をしない最適なプランをご提案させていただきます!
電力会社への申請スケジュールの調整から、もし絡んでくる場合は国の補助金の手続きまで、プロの電気工事士がすべて丸ごと親身にサポートいたします。
現地調査・お見積もりは【完全無料】です。「まだ納車まで数ヶ月ある」「まずはご自宅の電気が足りるか見てほしい」という段階でのご連絡も大歓迎です!お客様の快適なEVライフのために、誠心誠意お手伝いいたします。まずはお気軽にお問い合わせください!