インターホン交換は自分でできる?資格と注意点

インターホンが古くなったり、音が鳴らなくなったりすると、「自分で交換して費用を抑えられないかな」と考える方は少なくありません。

結論からいうと、インターホン交換は自分でできるケースもあります。ACプラグ式、乾電池式、ワイヤレス式など、電源まわりの工事を伴わないタイプであれば、DIYで交換できる可能性があります。

一方で、電源直結式やマンションの集合住宅用インターホン、オートロックや警報設備と連動しているタイプは、専門業者へ相談した方が安全です。無理に配線を触ると、感電や故障、建物設備のトラブルにつながるおそれがあります。

この記事では、インターホン交換を自分でできるケース、資格が必要なケース、交換前の確認ポイント、作業手順、業者へ依頼した方がよい判断基準を分かりやすく解説します。

Contents

インターホン交換は自分でできる?まず結論を確認

インターホン交換を自分でできるかどうかは、主に「電源方式」「建物の種類」「ほかの設備との連動」の3つで決まります。

見た目が似ていても、壁の中で電源に直結されているタイプと、コンセントから電源を取るタイプでは、必要な作業が大きく変わります。まずは、次の表で大まかな判断基準を確認しましょう。

インターホンの種類 自分で交換できる可能性 確認ポイント
ACプラグ式 あり 室内親機がコンセントにつながっているタイプ。既存配線を加工しない範囲ならDIY候補になります。
乾電池式 あり 電池で動くタイプ。電源工事が不要なため、比較的交換しやすいです。
ワイヤレス式 あり 配線工事が不要なタイプ。ただし、電波環境や設置距離の確認が必要です。
電源直結式 基本的に業者へ相談 壁の中の電源配線に直接つながるタイプ。電気工事士の資格が必要になる可能性があります。
マンション・集合住宅用 基本的に業者へ相談 オートロック、管理室、警報設備と連動している場合があります。管理会社や管理組合への確認が必要です。
古いチャイムからの交換 状況により異なる 配線の延長、電源追加、壁の加工が必要になる場合があります。判断できない場合は業者に相談しましょう。

「電源プラグを抜いて、同じように取り付け直すだけ」に近い作業なら、自分で対応できる可能性があります。反対に、壁の中の配線や建物設備が関わる場合は、無理に作業を進めない方が安心です。

インターホン交換で資格が必要になるケース

インターホン交換では、すべての作業に資格が必要なわけではありません。経済産業省の資料では、インターホーンなどに使う小型変圧器の二次側で、36V以下の配線工事は資格不要と整理されています。*

ただし、電線相互を接続する作業や、配線器具に電線を接続する作業などは、電気工事士等でなければ従事できない作業として示されています。壁内の電源配線や直結式のインターホンを自己判断で触るのは避けましょう。*

メーカーの案内でも、ACプラグ式や乾電池式のインターホンは資格不要とされる一方で、直結式は電気工事士の資格が必要とされています。マンション用の機種では、消防設備士の資格が関わる商品もあるため注意が必要です。

出典:経済産業省「電気工事士等資格不要の『軽微な工事』とは」e-Gov法令検索「電気工事士法施行規則」(閲覧日:2026年5月16日)

自分で交換できる可能性があるタイプ

自分で交換できる可能性があるのは、電源や建物設備を大きく触らずに済むタイプです。

  • 室内親機がコンセントにつながっているACプラグ式
  • 乾電池で動く乾電池式
  • 親機と子機を無線でつなぐワイヤレス式
  • 既存の取付位置や配線をそのまま使える同等機種への交換

ただし、同じように見える機種でも、配線方式が違う場合があります。

購入前に、既存機種の型番、電源方式、取扱説明書を確認しておきましょう。

自分で交換しない方がよいタイプ

次のようなインターホンは、自分で交換せず専門業者へ相談するのがおすすめです。

  • 室内親機に電源プラグが見当たらない
  • 壁の中から配線が直接出ている
  • オートロックや電子錠と連動している
  • 管理室や集合玄関機とつながっている
  • 火災報知器やガス警報器と連動している
  • 古いチャイムからカメラ付きインターホンへ交換したい
  • 配線が劣化している、または本数が多く判断できない

このようなケースでは、インターホン本体だけでなく、建物側の配線や設備全体の確認が必要です。途中まで分解してから戻せなくなると、修理費用が余計にかかる場合もあります。

関連記事:電気工事は自分でできる?資格なしでできる作業と危険な工事を解説

自宅のインターホンがどのタイプか見分ける方法

インターホン交換で最初に確認したいのは、今使っている機種の電源方式です。ここを間違えると、購入した機種が取り付けられなかったり、資格が必要な作業に進んでしまったりします。

作業前に、室内親機、玄関子機、取扱説明書、機種の型番を確認しましょう。

室内親機の電源プラグを確認する

まずは、室内にある親機のまわりを見てください。親機から電源コードが出ていて、コンセントに差し込まれている場合は、ACプラグ式の可能性があります。

確認する場所 見分け方 注意点
室内親機の下・横 電源コードやプラグが見える ACプラグ式の可能性があります。交換機種の対応可否を確認しましょう。
室内親機の裏側 乾電池ボックスがある 乾電池式の可能性があります。電池の液漏れや端子の劣化も確認します。
親機まわり 電源コードが見当たらない 電源直結式の可能性があります。無理に外さず業者へ相談しましょう。

コンセント式に見えても、壁の中で別の配線がつながっている場合があります。親機を外す前に、必ず取扱説明書や型番を確認してください。

壁の中の配線につながっている場合は触らない

室内親機を少し見ただけで、壁の中から複数の線が出ている場合は注意が必要です。特に、太い電線が見える場合や、接続先が分からない配線がある場合は、自分で作業を続けないでください。

インターホンの配線には、玄関子機との通信線だけでなく、電源や建物設備に関わる線が含まれる場合があります。接続を間違えると、インターホンが使えなくなるだけでなく、ブレーカーが落ちる、機器が故障するなどのトラブルにつながります。

賃貸やマンションは管理会社へ確認する

賃貸住宅やマンションでは、インターホンを入居者が勝手に交換することはできません。

設備の所有者が大家さんや管理会社である場合があり、交換後に原状回復を求められるケースもあります。

マンションでは、室内親機が集合玄関機、オートロック、管理室、火災報知設備などと連動している場合があります。

室内の機械だけを交換したつもりでも、建物全体のシステムに影響するおそれがあります。

  • 賃貸の場合は、大家さんまたは管理会社に確認する
  • 分譲マンションの場合は、管理組合や管理会社に確認する
  • オートロック連動型は、専用機種や指定業者があるか確認する
  • 共用部に関わる設備は、個人判断で交換しない

集合住宅では、費用だけでなく管理規約や共用設備との相性も重要です。

交換希希望の場合は大家さんや管理会社にまずは問い合わせてみましょう。

インターホンを自分で交換する前に準備するもの

自分で交換できるタイプだと確認できたら、作業前に必要なものをそろえます。

準備不足のまま始めると、途中で作業が止まったり、配線の戻し方が分からなくなったりします。

特に大切なのは、既存配線の写真を残す点です。交換前の状態を記録しておくと、接続ミスを防ぎやすくなります。

準備するもの 使う場面 注意点
プラスドライバー 親機・子機・取付金具の取り外し ネジ山をつぶさないよう、サイズの合うものを使います。
マイナスドライバー カバーの取り外しや端子の確認 無理に差し込むと本体や壁を傷つける場合があります。
スマホ・カメラ 配線状態の記録 取り外す前に、端子番号と線の位置を撮影します。
取扱説明書 配線方式や取付方法の確認 既存機種と新しい機種の両方を確認します。
絶縁テープ 一時的な保護 電源配線の処理目的で自己判断使用はしないでください。
水平器 親機・子機をまっすぐ取り付ける 見た目の傾きや固定不良を防ぎます。

工具をそろえても、配線方式が分からない場合は作業を始めないでください。インターホン交換は、工具の有無よりも「安全に交換できるタイプか」の判断が重要です。

インターホンを自分で交換する手順

ここでは、ACプラグ式や乾電池式など、自分で交換できる可能性があるタイプを前提に、一般的な流れを紹介します。メーカーや機種によって手順は異なるため、必ず取扱説明書を優先してください。

電源直結式、集合住宅用、配線が分からないタイプは、この手順で無理に作業しないでください。

  1. 電源を切る
  2. 既存の配線状態を写真で残す
  3. 玄関子機を取り外す
  4. 新しい玄関子機を取り付ける
  5. 室内親機を取り外す
  6. 新しい室内親機を取り付ける
  7. 呼び出し・通話・映像を確認する

順番を守って進めると、接続ミスや取り付け忘れを防ぎやすくなります。

1. 電源を切る

まず、室内親機の電源プラグを抜きます。乾電池式の場合は、電池を外してください。

作業中に家族が電源を戻したり、玄関子機を押したりしないよう、必要に応じて声をかけておきましょう。電源直結式の可能性がある場合は、ここで作業を止めます。

2. 既存の配線状態を写真で残す

玄関子機や室内親機を外す前に、配線の接続状態を撮影します。端子番号、線の色、配線の向きが分かるように、近距離と少し引いた写真の両方を残すと安心です。

写真がないまま線を外すと、どこに戻せばよいか分からなくなる場合があります。DIYでは、この記録作業が失敗防止に役立ちます。

3. 玄関子機を取り外す

玄関側の子機は、ネジやカバーで固定されている場合が多いです。カバーを外し、固定ネジをゆっくり緩めます。

子機を外すときは、配線を強く引っ張らないでください。壁の中の線が短い場合や、古くなっている場合は、無理に動かすと断線するおそれがあります。

4. 新しい玄関子機を取り付ける

新しい玄関子機の取付金具を固定し、説明書に沿って配線を接続します。屋外に設置するため、雨が入りにくい位置か、防水パッキンが正しく入っているかも確認してください。

本体を固定したら、ガタつきや傾きがないか確認します。ビスを強く締めすぎると、本体や壁材を傷める場合があります。

5. 室内親機を取り外す

室内親機は、上にスライドして外すタイプや、ネジで固定されているタイプがあります。外し方は機種によって違うため、無理に引っ張らないでください。

配線を外す前に、もう一度写真を撮ります。既存機種と新しい機種で端子の表記が異なる場合は、説明書で対応関係を確認しましょう。

6. 新しい室内親機を取り付ける

新しい取付金具を壁に固定し、説明書に沿って親機を取り付けます。ACプラグ式の場合は、最後に電源プラグを差し込みます。

親機が傾いていると見た目が悪くなるだけでなく、使いにくさにもつながります。固定前に高さと水平を確認しておきましょう。

7. 呼び出し・通話・映像を確認する

取り付け後は、必ず動作確認を行います。玄関子機を押して、室内親機で呼び出し音が鳴るか確認しましょう。

  • 呼び出し音が鳴るか
  • 室内と玄関で通話できるか
  • カメラ映像が映るか
  • 録画機能が使えるか
  • 夜間でも顔が見えるか
  • スマホ連携や子機連携が正常に使えるか

音は鳴るのに映像が出ない、映像は映るのに通話できないなどの不具合がある場合は、配線や設定に問題があるかもしれません。原因が分からないときは、早めに専門業者へ相談しましょう。

自分で交換するときに起きやすい失敗と注意点

インターホン交換は、作業そのものが簡単に見える場合があります。しかし、配線、電源、防水、設置場所の確認を怠ると、交換後に不具合が出るケースがあります。

よくある失敗を知っておくと、DIYで進めるか、業者へ相談するかを判断しやすくなります。

よくある失敗 起きやすい原因 対策
音が鳴らない 配線の接続ミス、端子の緩み、機種の相性違い 取り外し前の写真と説明書を確認する。分からない場合は作業を止める。
映像が映らない カメラ付き機種に必要な配線や設定が合っていない 対応機種か確認する。古いチャイムからの交換は業者へ相談する。
玄関子機が故障する 雨水の侵入、防水パッキンのズレ、設置位置の不備 屋外対応機種を選び、防水処理と取付位置を確認する。
壁に穴が残る 既存機種と新機種のサイズ違い 購入前に寸法と取付枠を確認する。
ワイヤレスが不安定 距離、壁材、電子機器の干渉 本固定前に仮置きして通信状態を確認する。

失敗の多くは、購入前の確認不足や、配線方式の見落としから起こります。安く済ませるつもりが、買い直しや修理で高くなる場合もあるため、少しでも不安があれば無理に進めない方が安心です。

配線ミスや接触不良で音が鳴らない

インターホン交換で多いトラブルが、交換後に呼び出し音が鳴らないケースです。配線の接続先を間違えたり、端子の固定が緩かったりすると、正常に動作しません。

特に、古い機種では配線の色だけで判断できない場合があります。端子番号や説明書を確認せずに線を入れ替えると、原因が分かりにくくなります。

玄関子機の防水不足で故障する

玄関子機は屋外に設置するため、雨や湿気の影響を受けやすい機器です。防水パッキンがずれていたり、壁とのすき間から雨水が入ったりすると、故障の原因になります。

玄関先に直接雨が当たる場合は、屋外対応機種かどうかを確認しましょう。必要に応じて、防水カバーや取付位置の見直しも検討します。

ワイヤレス式は電波環境に左右される

ワイヤレス式は配線工事を避けやすい一方で、電波環境によって使い勝手が変わります。玄関と室内の距離が遠い場合や、鉄筋コンクリートの壁を挟む場合は、通信が不安定になる可能性があります。

購入前には、使用予定の距離、壁の材質、親機を置く場所を確認しましょう。設置後に映像が途切れる場合は、親機の位置を変えるだけで改善する場合もあります。

インターホン交換を自分でする場合と業者依頼の費用目安

インターホン交換の費用は、本体価格と工事内容で大きく変わります。DIYなら本体代が中心になりますが、対応機種を間違えると買い直しや追加工事が必要になる場合があります。

業者に依頼する場合は工事費がかかりますが、配線確認、設置、動作確認まで任せられる点がメリットです。

交換方法 費用の目安 向いているケース
自分で交換 本体代のみ。シンプルな機種なら数千円台から、カメラ付きや録画機能付きは数万円台になる場合があります。 ACプラグ式・乾電池式・ワイヤレス式で、配線方式が分かっている場合。
業者に交換のみ依頼 本体代に加えて、取付工事費や出張費がかかります。 既存配線を活用できるが、自分で作業するのが不安な場合。
配線工事ありで依頼 配線延長、電源工事、壁の加工などにより費用が上がります。 古いチャイムから交換する場合や、電源直結式、配線不明の住宅。
マンション・集合住宅の交換 個別交換ではなく、建物全体の設備更新になる場合があります。 オートロック、集合玄関機、管理室、警報設備と連動している場合。

費用を比較するときは、金額だけでなく「どこまで含まれているか」を確認しましょう。本体代、工事費、出張費、撤去費、追加配線、動作確認の有無を分けて見ると、見積もりの妥当性を判断しやすくなります。

インターホン交換を業者へ相談した方がよいケース

インターホン交換は、自分でできる範囲を見極めるのが大切です。次のような場合は、最初から専門業者へ相談した方が安全です。

  • 室内親機に電源プラグがない
  • 壁の中の配線につながっている
  • 古いチャイムからカメラ付きインターホンへ交換したい
  • 配線が劣化している、または断線している
  • マンションや集合住宅でオートロックと連動している
  • 火災報知器やガス警報器とつながっている
  • 録画機能やスマホ連携など、防犯機能を強化したい
  • 自分で取り外した後、戻せるか不安がある

無理に作業を進めると、機器の故障だけでなく、建物設備への影響や追加費用につながる場合があります。特に、電源直結式や集合住宅用インターホンは、現地確認をしたうえで交換方法を判断する方が安心です。

インターホン交換を依頼する業者の選び方

インターホン交換を業者へ依頼する場合は、料金だけで判断しないようにしましょう。住まいの電気設備に関わる作業だからこそ、資格、実績、見積もりの分かりやすさ、アフター対応を確認する必要があります。

確認項目 見るポイント 注意点
資格 電気工事士などの有資格者が対応できるか 直結式や配線工事がある場合は特に重要です。
施工実績 住宅の電気工事やインターホン交換に対応しているか 似た工事の経験があると、現地判断がしやすくなります。
見積もり 本体代、工事費、出張費、追加費用の条件が分かるか 総額と追加費用の発生条件を確認しましょう。
対応範囲 配線確認、取付、動作確認まで対応できるか 本体交換だけでなく、不具合時の相談先も確認します。
アフター対応 施工後の不具合や相談に対応してもらえるか 設置後の音声・映像トラブルに備えられます。

松ヶ谷電気では、電気工事士による現地確認をもとに、住まいの状況に合わせた電気工事を行っています。インターホン交換で「自分でできるか判断できない」「配線が不安」「古いチャイムから交換したい」という場合は、無理に進める前に相談すると安心です。

関連記事:電気工事会社の選び方|失敗しないためのチェックポイントと依頼前の注意点

インターホン交換に関するよくある質問

最後に、インターホン交換を検討している方からよくある質問をまとめます。自分で対応するか迷っている方は、作業前の判断材料にしてください。

無資格でもインターホン交換はできますか?

ACプラグ式や乾電池式など、電源工事を伴わないタイプであれば、自分で交換できる可能性があります。一方で、電源直結式や配線工事を伴う交換は、電気工事士の資格が必要になる場合があります。

見た目だけでは判断できない場合もあるため、電源プラグがない、壁内配線が見える、配線本数が多いといった場合は、業者へ相談しましょう。

古いチャイムからカメラ付きインターホンへ交換できますか?

交換できる場合はあります。ただし、古いチャイムからカメラ付きインターホンへ変更する際は、配線の延長や電源の追加、取付位置の変更が必要になるケースがあります。

単純な本体交換で済まない場合は、自分で進めるより専門業者へ相談した方が確実です。

賃貸でも自分で交換できますか?

賃貸住宅では、まず管理会社や大家さんへ確認しましょう。インターホンが建物設備として扱われている場合、入居者の判断だけで交換できない可能性があります。

勝手に交換すると、退去時に原状回復を求められる場合があります。故障や不具合がある場合も、最初に管理側へ連絡するのが安全です。

マンションのインターホンは自分で交換できますか?

マンションのインターホンは、自分で交換しない方がよいケースが多いです。集合玄関機、オートロック、管理室、警報設備と連動している場合があるためです。

室内親機だけの交換に見えても、建物全体のシステムと関係している可能性があります。管理会社や管理組合へ確認してから進めましょう。

インターホン交換の作業時間はどれくらいですか?

ACプラグ式や乾電池式で、同じような機種へ交換する場合は、比較的短時間で終わる可能性があります。ただし、配線確認や取付位置の調整に時間がかかる場合もあります。

配線工事や壁の加工が必要なケースでは、現地確認をしないと正確な時間は判断しにくいです。急ぎで使えるようにしたい場合は、最初から業者へ相談するとスムーズです。

交換するならどんな機能を選ぶべきですか?

インターホンを交換するなら、現在の不満と今後の使い方に合わせて機能を選びましょう。防犯性を高めたい場合は、カメラ付きや録画機能付きが候補になります。

機能 向いている家庭 注意点
カメラ付き 来訪者の顔を確認したい家庭 夜間の見やすさも確認しましょう。
録画機能 留守中の来訪者を確認したい家庭 録画件数や保存方法を確認します。
スマホ連携 外出先でも来客対応したい家庭 Wi-Fi環境やアプリ対応を確認しましょう。
ワイヤレス子機 2階や離れた部屋でも応答したい家庭 通信距離と充電方法を確認します。
夜間撮影 夜の訪問者や防犯面が気になる家庭 玄関照明との相性も見ておきましょう。

高機能な機種ほど便利ですが、既存配線や設置場所に合わない場合があります。購入前に、自宅のインターホンの種類と取付条件を確認しておきましょう。

まとめ

インターホン交換は、自分でできるケースと、専門業者へ相談した方がよいケースに分かれます。

ACプラグ式、乾電池式、ワイヤレス式など、電源工事を伴わないタイプであれば、自分で交換できる可能性があります。ただし、電源直結式、集合住宅用、オートロック連動、配線が分からないタイプは、無理に作業しない方が安心です。

自分で交換する場合は、既存機種の型番、電源方式、配線状態、取扱説明書を確認しましょう。取り外し前に写真を残し、作業後は呼び出し音、通話、映像、録画機能まで確認する必要があります。

少しでも「配線が分からない」「資格が必要か判断できない」「マンション設備と連動しているかもしれない」と感じる場合は、早めに専門業者へ相談しましょう。安全性、費用、手間、失敗リスクを考えると、現地確認をしたうえで交換方法を決める方が確実です。

SUPERVISOR

この記事の監修者

松ヶ谷電気 代表 松ヶ谷 健

松ヶ谷 健(まつがや たけし)

松ヶ谷電気 代表

千葉県出身。平成20年に第二種電気工事士免状を取得。大手空調メーカー「ダイキン」の技術講習を修了した「ルームエアコン据付マスター」としての顔も持つ。

令和5年には千葉県知事より登録電気工事業者の登録を受け、地元・佐倉市を中心に、電気設備・空調設備の専門家として安全で確実な施工を提供している。長年の現場経験に基づいた、技術者目線の正確かつ分かりやすい情報発信を心掛けている。

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保有資格

  • 第二種電気工事士
  • 登録電気工事業者(千葉県知事登録 第20230204号)
  • ダイキン ルームエアコン据付マスター