賃貸のインターホンが古くなったり、音が鳴らなくなったりすると、「自分で交換してもいいのかな」と迷いますよね。
結論からいうと、賃貸のインターホン交換は、勝手に進めず管理会社や大家さんへ確認するのが基本です。
インターホンは部屋の中にあるため、自分のもののように感じやすい設備です。しかし、賃貸物件では建物設備として扱われる場合があります。無断で交換すると、退去時の原状回復や費用負担でトラブルになる可能性があります。
この記事では、賃貸でインターホンを交換したいときの確認手順、費用負担の考え方、自分で交換できるタイプ、業者に依頼した方がよいケースをわかりやすく解説します。
Contents
賃貸のインターホン交換は勝手にしてはいけない
賃貸のインターホンは、入居者が勝手に交換しない方が安全です。
インターホンは室内に設置されていますが、物件の設備として大家さんや管理会社が管理している場合があります。特に、もともと部屋についていたインターホンは、入居者の私物ではなく賃貸物件の一部と考えた方がよいでしょう。
無断で交換すると、退去時に元へ戻すよう求められたり、壁の穴や配線変更の補修費を請求されたりする可能性があります。
国土交通省の原状回復ガイドラインでは、賃貸借契約の終了に伴う原状回復義務や賃借人の負担対象について整理されています。インターホン交換でも、設備を変更したり、壁や配線に手を加えたりする場合は、事前確認が重要です。*
出典:国土交通省ウェブサイト「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」(閲覧日:2026年5月17日)
まず管理会社・大家に確認する
インターホンを交換したい場合は、最初に管理会社や大家さんへ相談しましょう。
確認せずに機器を購入すると、取り付けできないタイプだったり、管理会社から交換を認められなかったりする場合があります。相談時には、次の項目を確認しておくと話が進みやすくなります。
- インターホンを交換してよいか
- 交換費用は誰が負担するのか
- 既存のインターホンは保管する必要があるか
- 退去時に元へ戻す必要があるか
- 指定業者や指定機種があるか
- 工事で壁や配線に手を加えてよいか
電話だけで確認するより、メールや問い合わせフォームなど記録が残る方法で相談すると安心です。後から認識違いが起きた場合でも、やり取りを確認しやすくなります。
「交換」と「追加設置」は分けて考える
賃貸でインターホンを見直す場合は、「既存機器を交換する」のか「工事不要タイプを追加する」のかを分けて考えましょう。
既存のインターホンを外して新しい機種に替える場合は、設備の変更にあたる可能性があります。管理会社や大家さんの許可が必要です。
一方で、ワイヤレス式や電池式のように、既存設備を外さずに追加で使えるタイプもあります。ただし、工事不要タイプでも無断設置は避けましょう。ドアや壁に跡が残ったり、共用部分の撮影範囲が問題になったりする場合があります。
「壁に穴を開けない」「既存設備を外さない」「退去時に跡が残らない」設置方法であっても、事前に確認しておく方がトラブルを防ぎやすくなります。
インターホン交換の費用負担は誰が払う?
賃貸のインターホン交換費用は、故障原因や交換理由によって負担者が変わります。
大まかには、通常使用による故障や経年劣化であれば貸主側、入居者の希望によるグレードアップであれば借主側になりやすいです。ただし、契約内容や管理会社の判断によって変わるため、必ず事前に確認しましょう。
| ケース | 費用負担の目安 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 通常使用による故障 | 貸主・管理会社側になりやすい | 症状と発生時期を伝え、修理か交換か確認する |
| 経年劣化による不具合 | 貸主・管理会社側になりやすい | 古さや不具合の内容を写真・動画で共有する |
| 入居者の過失で壊した | 借主負担になりやすい | 破損原因を正直に伝え、修理費を確認する |
| モニター付きへ変更したい | 借主負担になりやすい | 防犯目的でも、交換許可と退去時の扱いを確認する |
| オーナー側が設備更新する | 貸主側になりやすい | 指定機種・工事日・入室対応を確認する |
費用負担で迷う場合は、「なぜ交換したいのか」を整理してから相談しましょう。故障なのか、防犯目的の希望なのかで、管理会社の対応が変わる可能性があります。
貸主負担になりやすいケース
通常の使い方をしていてインターホンが故障した場合は、貸主側の負担で修理・交換される可能性があります。
たとえば、次のような症状です。
- 呼び出し音が鳴らない
- 通話ができない
- モニターが映らない
- 玄関子機のボタンが反応しない
- 経年劣化で音声や映像が不安定になっている
このような不具合がある場合は、自分で交換する前に管理会社へ連絡しましょう。故障状況を写真や動画で共有すると、修理判断がスムーズになります。
関連記事:インターホンが鳴らない原因は?自分で確認できる対処法と交換の判断基準
借主負担になりやすいケース
入居者の希望で機能を追加したい場合は、借主負担になりやすいです。
たとえば、音声だけのインターホンからモニター付きへ替えたい場合や、録画機能付き・スマホ連動タイプへ変更したい場合が該当します。
防犯対策として交換したい気持ちは自然です。ただし、賃貸物件では「便利にしたいから自由に交換できる」とは限りません。交換費用を自分で負担する場合でも、既存設備を外すなら管理会社の許可が必要です。
退去時に原状回復が必要になる場合
インターホン交換で壁や配線に手を加えた場合、退去時に原状回復を求められる可能性があります。
特に、次のような変更は注意が必要です。
- 既存のインターホンを処分した
- 壁に新しく穴を開けた
- 配線を引き直した
- ドアや壁にネジ跡・粘着跡が残った
- 共用設備と連動する機器を変更した
交換を認めてもらえる場合でも、既存機器の保管や退去時の対応を確認しておきましょう。退去時に「元に戻せない」とならないよう、交換前の写真も残しておくと安心です。
賃貸でインターホンを交換できない主なケース
賃貸では、希望すれば必ずインターホンを交換できるわけではありません。
建物全体の設備とつながっている場合や、安全設備と連動している場合は、個人判断での交換が難しくなります。ここでは、交換前に注意したい代表的なケースを整理します。
オートロックや共用設備と連動している
マンションや集合住宅では、インターホンがオートロックや集合玄関機と連動している場合があります。
このタイプは、室内の親機だけを交換すれば済むわけではありません。機種が建物全体のシステムに対応していないと、来客の呼び出しやオートロックの解錠ができなくなる可能性があります。
オートロック付き物件では、管理会社や管理組合が指定した機種・業者でなければ交換できない場合もあります。自己判断で購入する前に、必ず確認しましょう。
火災報知器・ガス警報器と連動している
一部のインターホンは、火災報知器やガス警報器などの安全設備と連動しています。
この場合、インターホンを勝手に交換すると、警報通知や管理室への連絡機能に影響が出るおそれがあります。見た目は通常のインターホンでも、壁の中で安全設備とつながっているケースがあります。
「室内の機械だから自分で替えられる」と判断せず、連動設備の有無を管理会社に確認してください。
壁に穴を開ける・配線を変える必要がある
壁の穴あけや配線変更が必要なインターホン交換は、賃貸では特に注意が必要です。
壁や配線に手を加えると、原状回復の対象になる可能性があります。また、電源直結式や壁内配線を触る作業では、電気工事士の資格が必要になる場合があります。
経済産業省では、電気工事は電気工事士等の資格がなければ行えないと示しています。また、一般家庭の屋内配電設備なども電気工事士法の対象として整理されています。*
出典:経済産業省ウェブサイト「電気工事の安全」(閲覧日:2026年5月17日)
自分で交換できるインターホンと業者に依頼すべきインターホン
インターホンは、種類によって自分で対応しやすいタイプと、専門業者へ相談した方がよいタイプに分かれます。
賃貸では、作業の難しさだけでなく、管理会社の許可があるかも重要です。以下の表を目安に、自分で判断せず確認しながら進めましょう。
| 種類 | 特徴 | 自分で交換しやすいか | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 電池式 | 電池で動作する | 比較的しやすい | 設置跡や既存設備への影響を確認する |
| コンセント式 | 室内親機をコンセントにつなぐ | 条件次第で可能 | 玄関子機との配線方式を確認する |
| ワイヤレス式 | 親機と子機を無線でつなぐ | 比較的しやすい | 電波距離、設置方法、撮影範囲を確認する |
| 電源直結式 | 壁内の電源線につながる | 避けた方がよい | 資格が必要な作業を含む可能性がある |
| 連動型 | オートロックや警報器と連動する | 不可に近い | 管理会社や指定業者への確認が必要 |
自分で交換できそうに見えても、賃貸では許可がなければ進めない方が安全です。判断に迷う場合は、既存機器の写真や型番を用意して相談しましょう。
電池式・コンセント式・ワイヤレス式
電池式、コンセント式、ワイヤレス式は、工事の負担を抑えやすいタイプです。
既存の配線を加工せずに使える場合や、壁に穴を開けずに設置できる場合は、賃貸でも検討しやすい選択肢になります。
ただし、工事不要タイプでも注意点があります。ドアや壁にネジ止めする場合、退去時に跡が残る可能性があります。粘着テープで固定する場合も、はがした跡が残らないか確認が必要です。
また、ワイヤレス式では電波が届く距離や壁の厚さも確認しましょう。設置後に音が届かない、映像が途切れるといった不具合が出る場合があります。
電源直結式や配線工事が必要なタイプ
電源直結式や配線工事が必要なタイプは、自分で交換せず専門業者へ相談しましょう。
室内親機に電源プラグがなく、壁の中の電線につながっている場合は、電源直結式の可能性があります。親機を外すだけでも電源線に触れるおそれがあります。
配線を誤ると、インターホンが使えなくなるだけでなく、感電や機器故障につながる場合があります。特に賃貸では、故障させると修理費を負担する可能性もあります。
安全面と費用面を考えると、無理に自分で外すより、写真を撮って管理会社や専門業者に相談する方が確実です。
関連記事:インターホン配線は自分でできる?仕組みと注意点を解説
賃貸で選びやすいインターホンの種類
管理会社や大家さんから交換許可が出た場合は、賃貸に合う機種を選びましょう。
高機能な機種ほど便利ですが、賃貸では「原状回復しやすいか」「既存設備に合うか」「工事が大がかりにならないか」が大切です。
| 種類 | 向いている人 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 工事不要・ワイヤレス式 | 大きな工事を避けたい人 | 後付けしやすい | 電波環境と固定方法を確認する |
| モニター付き | 来客を画面で確認したい人 | 防犯性を高めやすい | 既存配線との相性を確認する |
| 録画機能付き | 不在時の来客を確認したい人 | 訪問者の記録を残せる | 保存方法や容量を確認する |
| スマホ連動タイプ | 外出先でも来客対応したい人 | 利便性が高い | Wi-Fi環境や設定が必要になる |
| 子機付きタイプ | 室内の複数場所で対応したい人 | 寝室や2階でも対応しやすい | 充電や設置場所を確認する |
賃貸では、便利さだけでなく「退去時に戻しやすいか」も見て選びましょう。迷う場合は、交換したい理由を管理会社に伝えたうえで、許可されやすい方法を確認するのがおすすめです。
工事不要・ワイヤレスインターホン
工事不要タイプやワイヤレスインターホンは、賃貸でも検討しやすい機種です。
配線工事が不要なため、既存設備を大きく変更せずに使える場合があります。壁に穴を開けずに設置できる商品であれば、原状回復の負担も抑えやすくなります。
ただし、玄関側の子機を共用廊下に設置する場合は注意が必要です。共用部分に機器を取り付ける扱いになる可能性があるため、必ず管理会社へ確認しましょう。
モニター付き・録画機能付きインターホン
防犯性を高めたい場合は、モニター付きや録画機能付きのインターホンが候補になります。
来客の顔を確認できるため、知らない人への対応を避けやすくなります。不在時の訪問者を確認できる機種もあり、一人暮らしや共働き世帯にも使いやすいです。
主な機能は次のとおりです。
- モニターで来客を確認できる
- 不在時の訪問者を録画できる
- 夜間でも見やすい機種がある
- 広角カメラで玄関まわりを確認しやすい
- 室内から応答できるため防犯対策につながる
一方で、モニター付きに変更するには既存配線との相性確認が必要です。購入前に型番や配線方式を確認し、取り付けできるかを判断しましょう。
スマホ連動・子機付きインターホン
スマホ連動タイプや子機付きタイプは、来客対応のしやすさを重視する方に向いています。
外出先で来客通知を受け取れるタイプや、室内の別の部屋で応答できるタイプがあります。仕事中や家事中でも来客に気づきやすい点がメリットです。
ただし、スマホ連動タイプはWi-Fi環境や初期設定が必要になる場合があります。通信が不安定だと通知が遅れたり、映像がうまく表示されなかったりする可能性もあります。
賃貸で導入する場合は、機能だけでなく設置環境まで確認しましょう。
管理会社・大家に相談するときの確認ポイント
インターホン交換をスムーズに進めるには、相談前の準備が大切です。
「古いので交換したいです」だけでは、管理会社も判断しにくい場合があります。交換理由や現在の状態を整理して伝えると、許可や費用負担の確認が進みやすくなります。
相談前に準備する情報
管理会社や大家さんへ連絡する前に、次の情報をまとめておきましょう。
- 現在のインターホンの写真
- 親機・玄関子機の型番
- 不具合の内容
- いつから症状が出ているか
- 交換したい理由
- 希望する機能
- 工事の有無が分かる商品情報
故障の場合は、音が鳴らない場面やモニターが映らない状態を動画で残しておくと説明しやすくなります。希望による交換の場合は、既存設備を外すのか、追加設置なのかも伝えましょう。
管理会社へ送る相談文例
管理会社へ相談するときは、理由と確認したい内容を簡潔に伝えましょう。
故障している場合の文例
お世話になっております。〇〇号室の〇〇です。室内のインターホンについて、来客時に呼び出し音が鳴らない症状が出ています。通常使用の範囲で発生しており、交換または修理が必要か確認いただきたいです。現在の機器の写真を添付しますので、対応方法と費用負担についてご確認をお願いいたします。
防犯目的で交換したい場合の文例
お世話になっております。〇〇号室の〇〇です。防犯面を考え、現在のインターホンをモニター付きタイプへ交換できるか確認したくご連絡しました。既存設備の取り外しや工事の可否、費用負担、退去時の原状回復の扱いについて教えていただけますでしょうか。希望機種の情報もあわせて共有いたします。
文面では、勝手に交換する前提にせず、「交換できるか確認したい」という形で相談するのがポイントです。
インターホン交換を業者に依頼する流れ
管理会社や大家さんの許可が取れたら、交換方法を具体的に決めていきます。
電源直結式や配線工事が関わる場合は、専門業者へ依頼する方が安全です。流れを事前に知っておくと、見積もりや日程調整で迷いにくくなります。
- 管理会社・大家さんへ交換可否を確認する
- 現在のインターホンの写真や型番を用意する
- 希望する機能や予算を整理する
- 業者へ現状を伝えて見積もりを取る
- 工事内容を管理会社へ再確認する
- 施工日を決める
- 交換後に通話・映像・呼び出し音を確認する
賃貸では、業者とのやり取りだけでなく、管理会社との確認も必要です。工事前に内容を共有しておくと、後から「聞いていなかった」というトラブルを防ぎやすくなります。
見積もりで確認する項目
インターホン交換の見積もりでは、総額だけでなく内訳を確認しましょう。
特に、賃貸では追加費用や原状回復への配慮も大切です。次の項目を見ておくと安心です。
- インターホン本体代
- 基本工事費
- 既存機器の取り外し費用
- 配線工事費
- 壁穴や取付跡への対応
- 出張費・駐車場代
- 工事後の保証内容
- 管理会社へ提出できる工事内容の説明
「工事一式」とだけ書かれている場合は、どの作業が含まれているのかを確認してください。追加費用の条件が分かっていると、交換後の金額トラブルを防ぎやすくなります。
業者選びで見るべきポイント
インターホン交換を依頼する業者は、価格だけで選ばない方が安心です。
電源や配線に関わる作業がある場合、施工不良は故障や安全面の不安につながります。業者を選ぶときは、次の点を確認しましょう。
- 電気工事士などの資格を確認できるか
- インターホン交換の実績があるか
- 賃貸物件での施工に配慮できるか
- 見積もりの内訳が分かりやすいか
- 工事後の不具合に対応してくれるか
- 管理会社へ説明できる工事内容を提示してくれるか
安さだけで決めると、追加費用や施工後の不具合でかえって負担が増える場合があります。賃貸では、設備に手を加える範囲を丁寧に確認してくれる業者を選ぶと安心です。
関連記事:電気工事会社の選び方|失敗しないためのチェックポイントと依頼前の注意点
オーナー・管理会社がインターホン交換を検討すべきタイミング
賃貸物件のオーナーや管理会社にとっても、インターホン交換は入居者満足度や防犯性に関わる設備更新です。
故障してから対応するだけでなく、築年数や入居者層に合わせて交換を検討すると、物件の印象を高めやすくなります。
故障や不具合が増えている
複数の部屋でインターホンの不具合が出ている場合は、個別修理だけでなく設備更新も検討したいタイミングです。
次のような症状が増えている場合は、劣化が進んでいる可能性があります。
- 呼び出し音が鳴らない
- 通話音が聞こえにくい
- モニター映像が乱れる
- 玄関子機のボタンが反応しにくい
- オートロックとの連動が不安定
入居者からの問い合わせが増えている場合は、早めに状況を確認しましょう。設備の更新時期を逃すと、クレーム対応や緊急修理が増える可能性があります。
防犯性を高めて空室対策につなげたい
モニター付きインターホンや録画機能付きインターホンは、入居者の安心感につながります。
特に、一人暮らし向け物件やファミリー向け物件では、来客を画面で確認できる設備が評価されやすいです。内見時にも分かりやすい設備なので、物件の印象を高める要素になります。
ただし、高機能な機種を入れれば必ず効果が出るわけではありません。家賃帯、入居者層、建物の設備状況に合う機種を選ぶ必要があります。オートロックや集合玄関機との連動がある場合は、対応機種や全体更新の範囲も確認しましょう。
賃貸のインターホン交換に関するよくある質問
最後に、賃貸のインターホン交換でよくある疑問を整理します。
交換前に確認しておくと、管理会社への相談や業者選びで迷いにくくなります。
賃貸のインターホン交換は自分でできますか?
機種によっては自分で交換できる場合がありますが、賃貸では管理会社や大家さんへの確認が先です。
電池式や工事不要タイプでも、壁やドアに跡が残る場合があります。既存設備を外す場合や配線に触れる場合は、自己判断で進めない方が安全です。
故障したインターホンの交換費用は誰が払いますか?
通常使用による故障や経年劣化であれば、貸主側が負担する可能性があります。
一方で、入居者の過失による破損や、希望によるグレードアップは借主負担になりやすいです。契約内容や管理会社の判断によって変わるため、症状を伝えて確認しましょう。
モニター付きインターホンに交換したい場合も許可が必要ですか?
許可が必要です。
防犯目的であっても、既存のインターホンを外したり、配線を変更したりする場合は物件設備に手を加える扱いになる可能性があります。費用を自分で払う場合でも、管理会社や大家さんへ確認してから進めましょう。
工事不要タイプなら無断で設置しても大丈夫ですか?
工事不要タイプでも、無断設置は避けた方が安心です。
壁やドアに跡が残る場合や、玄関まわりの撮影範囲が問題になる場合があります。共用廊下に子機を設置する場合も、管理会社の確認が必要になる可能性があります。
交換前に既存のインターホンを外して確認してもよいですか?
自己判断で外すのは避けましょう。
親機の裏側に電源線がある場合や、オートロック・警報器と連動している場合があります。写真を撮れる範囲で型番や外観を確認し、外す必要がある場合は管理会社や業者へ相談してください。
まとめ|賃貸のインターホン交換は管理会社に確認してから進めよう
賃貸のインターホン交換は、勝手に進めず管理会社や大家さんへ確認するのが基本です。
インターホンは室内にあっても、物件の設備として扱われる場合があります。無断で交換すると、退去時の原状回復や費用負担でトラブルになる可能性があります。
故障や経年劣化であれば、貸主側の負担で修理・交換されるケースがあります。一方で、モニター付きや録画機能付きへ変更したい場合は、借主負担になりやすいです。まずは交換理由と現在の症状を整理し、管理会社へ相談しましょう。
また、電源直結式や配線工事が必要なインターホンは、自分で対応しない方が安全です。オートロックや警報器と連動している場合も、建物全体の設備に影響する可能性があります。
賃貸でインターホンを交換したい場合は、「許可を取る」「費用負担を確認する」「原状回復の扱いを確認する」「必要に応じて専門業者へ相談する」という順番で進めると安心です。